研究所の活動


私達は農業経済分野の調査研究を通じて社会実験事業などを行う研究所です。

北海道大学農学研究院の協同組合学・地域連携経済学教室では北海道はもとよりアジア地域における農業および農村について長年に亘って調査・研究を行ってきました。

東アジアでは、日中韓シンポジウムの開催など研究者間の交流や現地での定点観測などの調査研究を継続的に行っています。また、中央アジア諸国についても、JICA研修事業への支援や現地調査などを通じて情報収集を行っています。

本研究所は、これまでの研究蓄積を活用し、農業分野で各種の社会実験を通して実証的な調査・研究を行うことを目的として、機動的に調査・研究活動を行うため株式会社として設立されました。

農業分野の調査研究や新事業のコンサルタント、社会実験事業などの幅広い活動をつうじ、社会に貢献して行く所存ですので、皆様のご支援をお願い致します。

キルギス共和国(中央アジア)の羊の放牧

中国海南島での田植え

事業概要


事業項目 業務
調査研究の受託 農業関連調査・研究の受託
各種講習会・研究会事務局の受託 研究会などの事務局の運営代行
翻訳・通訳・資料作成 ロシア語資料作成や翻訳
農業関連視察支援 海外調査研究者への便宜供与など
農業関連事業の企画立案 農協や農家組織、農業関連企業における新規事業の企画立案のコンサルタント
農畜産物・生産資材の販売斡旋 農産物の販売斡旋や生産資材の斡旋
出版 農業・農村関連の書籍出版
その他 農業ICT関連事業の企画立案

GAP関連のアプリケーション


私達は「農産物GAPの教育研修、品質管理システム構築におけるIoT活用システム開発事業」の取り組みに力を入れています。私達の開発した製品について紹介します。

GAP支援システム G-CAS

 GAPの取り組みに必要な各種記録やリスク評価文書などの作成は、このシステムがあれば全て解決します。農家の目線で開発されたシステムですので、実際の作業に合わせたデータ入力で、毎日の記録もわずか10分程度です。
 ユーザーの農場に合わせた、作物・品種の選択、作業名、肥料、作型と特別栽培など基準なども設定が可能です。農薬使用基準や肥料成分も農水省のデータベースを簡単に検索できます。

Eラーニングシステム

 時間や場所を選ばずいつでもどこでもGAPについての基礎知識を体系的に学習することができます。GAPを難しく考え、導入に二の足を踏んでいる方々は多いと思います。そこで、まずは気軽にGAPを習ってみようとお考えの皆様に、このシステムは最適です。
 GAPの取り組みで最も重要な農場のリスク評価もこのE-ラーニングシステムがあれば十分対応できます。

QMSビルダー

 取引先からの要請、輸入農産物との競争、農産物の輸出等農業を取り巻く環境が変化する中で、GAPの第三者認証が必要になるケースが今後増加すると予測されています。
 世界的に最も普及している認証形態の団体認証を進める際にはQMS(Quality Control System:品質管理システム)が必須です.
 JAなどで団体認証を取得しようとする場合、 QMSの構築に手間取るのが一般的です。このシステムは、団体認証でのQMS構築を支援するために開発されたました。QMSをQ&A方式でネット上で構築するためのシステムです。

新着情報


2018.05.09
関西農業資材EXPO出展(大阪)
2017.11.17
2017アグリビジネス創造フェア in Hokkaido出展 
2017.06.20
津別町木質バイオマス農業利用基礎調査報告会
2017.05.01
平成29年度 JICA中央アジア農民組織強化研修コース
2016.11.20
平成28年度北海道農商工連携ファンド助成金に係る助成事業
2016.03.17
平成28年度補正「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助事業
2016.03.14
平成28年北洋銀行ドリーム基金

主な事業実績


会社概要


社名


株式会社 アジア地域連携研究所

本社所在地


〒060-0806

札幌市北区北6条西6丁目2番地11 第三山崎ビル3階

設立・資本金


2014年4月7日
200万円

代表取締役(所長)


長尾正克
(元札幌大学教授、元釧路公立大教授)